カレンダーやメールで「7月」を英語で書こうとして、スペルや略し方に迷ったことはありませんか。7月は英語で「July」と書きます。発音は「ジュライ」です。
この記事では、Julyの正しいスペルと読み方から、ローマの英雄ユリウス・カエサルにまつわる語源、もとは「5番目の月」だった理由、日付の書き方まで、まとめてやさしく解説します。読み終えるころには、英語で自信を持って7月を書けるようになります。
7月は英語で「July」、略すと「Jul.」。語源はローマの英雄ユリウス・カエサル(Julius Caesar)の名前です。
7月は英語で「July」|まずは基本をおさえよう
7月を表す英語は「July」のひとつだけです。月の名前は固有名詞のあつかいなので、文の途中でも必ず先頭を大文字にします。「july」と小文字で書くのは誤りなので注意しましょう。
スペルと読み方(発音記号つき)
スペルは J-u-l-y の4文字です。発音記号は /dʒuˈlaɪ/ で、カタカナにすると「ジュライ」に近い音になります。アクセントは後ろの「ラ」の部分に置くのがポイントです。
日本語では「7月」を「しちがつ」と頭から読むのに対し、英語のJulyは後半を強く「ジュライ」と読みます。前を強く「ジュ」と言わないように意識すると、ネイティブの発音に近づきます。
略語は「Jul.」|ピリオドに注意
7月を略して書くときは「Jul.」とします。最後にピリオド(.)を付けるのが正式な書き方です。このピリオドは「ここから先を省略しています」という記号なので、つけ忘れないようにしましょう。
カレンダーや表組みなど、スペースが限られる場面では「Jul」とピリオドなしで書かれることもあります。文章中の正式な略記としては「Jul.」を覚えておけば安心です。
- 正式表記:July(先頭は必ず大文字)
- 略語:Jul.(ピリオドを忘れずに)
- 発音:/dʒuˈlaɪ/(ジュライ)
「July」の語源|ローマの英雄ユリウス・カエサルが由来
「July」という名前は、古代ローマの政治家であり将軍でもあった「ユリウス・カエサル(Julius Caesar)」に由来します。月の英語名の多くは、ローマの神々や皇帝の名前から付けられました。7月は、実在の人物の名前がそのまま月名になった例です。

もとの月名は「Quintilis(第5の月)」だった
カエサルの名が付く前、この月はラテン語で「Quintilis(クインティリス)」と呼ばれていました。これは「5番目の月」という意味です。なぜ7月なのに「5番目」なのか、不思議に思いますよね。その理由は、のちほどローマ暦のしくみのところでくわしく説明します。
カエサルにちなんで「Julius」へ改称
ユリウス・カエサルは、この月に生まれたといわれています。彼の功績をたたえ、誕生月であるQuintilisを、彼の家名「Iulius(ユリウス)」にちなんだ名前へと改めました。これがラテン語の「Iulius」となり、時代とともに変化して英語の「July」になったと考えられています。

実は8月の「August」も、初代ローマ皇帝アウグストゥスの名前が由来なんです。7月と8月は、ローマの2大有名人が並んでいるんですね。


なぜ7月が「5番目の月」だった?|古代ローマ暦のしくみ
「Quintilis=第5の月」という名前には、古代ローマの暦の歴史が隠れています。今の感覚では7番目の7月が、なぜ昔は5番目だったのか。その答えを見ていきましょう。
1年が3月始まりだった名残
古代ローマの初期の暦では、1年は今の3月(March)から始まっていました。そこから数えると、3月が1番目、4月が2番目……と進み、7月はちょうど5番目の月にあたります。だから「第5の月=Quintilis」と呼ばれていたのです。
のちに1年の始まりが今の1月に変わりましたが、月名はそのまま残りました。そのため、名前の意味と実際の順番にずれが生まれたのです。
数字がずれている月(9月〜12月)の話
このずれは、7月だけの話ではありません。9月から12月の英語名にも、同じ「数字のずれ」が今も残っています。
| 英語名 | もとの意味 | 実際の月 |
|---|---|---|
| September | 第7の月(septem=7) | 9月 |
| October | 第8の月(octo=8) | 10月 |
| November | 第9の月(novem=9) | 11月 |
| December | 第10の月(decem=10) | 12月 |
英語で7月の日付を書くときの正しい表記
7月の日付を英語で書くときは、「July」のあとに日にち、そして年を続けます。アメリカ式とイギリス式で順番が少し変わるので、基本の形を押さえておきましょう。
「July 1, 2026」|順番とカンマの位置
アメリカ式では「月 日, 年」の順に書きます。たとえば2026年7月1日なら「July 1, 2026」です。日にちと年のあいだにカンマ(,)を入れるのがポイントです。
イギリス式では「日 月 年」の順で、「1 July 2026」と書きます。この場合はカンマを入れません。どちらの形式も広く使われているので、相手や場面に合わせて選びましょう。
| 形式 | 書き方の例 | カンマ |
|---|---|---|
| アメリカ式 | July 1, 2026 | あり |
| イギリス式 | 1 July 2026 | なし |
| 略記(米) | Jul. 1, 2026 | あり |
ビジネスメール・カジュアルでの使い分け
ビジネスメールや正式な書類では、月名を略さず「July」と書くのが丁寧です。スペースに余裕があるなら、フルスペルを使うほうが読み手にも親切でしょう。
一方、メモやカレンダー、SNSなど気軽な場面では「Jul.」の略記で十分通じます。場面に応じて使い分けると、英語の表現がより自然になります。
7月にまつわる英語表現・例文集
最後に、7月をテーマにした英語表現と、そのまま使える例文を紹介します。会話やメールにそえると、ぐっと英語らしくなります。
そのまま使える例文5つ
- My birthday is in July.(私の誕生日は7月です)
- We will meet on July 7.(7月7日に会いましょう)
- Summer vacation starts in July.(夏休みは7月に始まります)
- The Star Festival is on July 7.(七夕は7月7日です)
- See you in early July.(7月の上旬に会いましょう)
まとめ|7月の英語「July」のポイント整理
7月の英語「July」について、スペルから語源、日付の書き方までを見てきました。最後に大切なポイントをふり返ります。
7月は英語で「July」、略語は「Jul.」。語源はローマの英雄ユリウス・カエサルで、もとは「第5の月(Quintilis)」と呼ばれていました。
- スペルは July、先頭は必ず大文字
- 略すと Jul.(ピリオドを忘れずに)
- 語源はユリウス・カエサル(Julius Caesar)の名前
- 日付は「July 1, 2026」(米式)か「1 July 2026」(英式)
由来を知ると、ただの暗記ではなく意味のある言葉として7月の英語が身につきます。7月の和風月名「文月」の由来も知ると、英語と日本語の両面から7月がもっと面白くなりますよ。









