「8月って英語でどう書くんだっけ?」とふと迷うこと、ありませんか。スペルはなんとなく分かっても、読み方や略語、由来まではあいまいなままという方も多いはずです。
結論から言うと、8月は英語で August(オーガスト) と書きます。この記事では、正しいスペルと読み方から、ローマ皇帝にちなんだ語源、日常で使える例文までをやさしく整理しました。読み終えるころには、8月の英語まわりの疑問がスッキリ片づきます。
8月は英語で「August(オーガスト)」
8月を表す英語は August です。固有名詞あつかいなので、文の途中でも先頭を必ず大文字で書きます。「august」と小文字で書くと別の意味になるため、月名として使うときは大文字スタートを忘れないようにしましょう。
スペルと読み方・発音
スペルは A・u・g・u・s・t の6文字です。発音記号は /ˈɔːɡəst/ で、カタカナにすると「オーガスト」または「オーグスト」が近い音になります。アクセントは最初の「オー」に置きます。
「オーガスト」と覚えておけば日常会話では十分通じます。ただし、後半の「-gust」は強く読まず、軽く添える程度が自然です。
略語は「Aug.」(ピリオドの扱い)
カレンダーや手帳など、短く書きたいときの略語は Aug. です。最初の3文字を取って、末尾にピリオドを付けます。このピリオドは「省略しています」という印なので、フォーマルな文では付けるのが基本です。
主要な書き方を表にまとめました。
| 項目 | 表記 |
|---|---|
| 正式名称 | August |
| 略語 | Aug. |
| 発音記号 | /ˈɔːɡəst/ |
| 読み方(カナ) | オーガスト |
8月=August(先頭は大文字)、略すと Aug.(ピリオド付き)、読み方は「オーガスト」。この3点を覚えておけば困りません。
「August」の語源|皇帝アウグストゥスに由来
August の語源は、初代ローマ皇帝 アウグストゥス(Augustus) の名前です。自分の名をこの月に冠したことで、現在の英語名へとつながっています。なぜ皇帝の名前が月名になったのか、順を追って見ていきましょう。
もとは「Sextilis(第6の月)」だった
古代ローマの暦では、8月にあたる月はもともと「Sextilis(セクスティリス)」と呼ばれていました。これはラテン語で「第6の」という意味です。当時のローマ暦は3月始まりだったため、8月は数えて6番目の月にあたっていたのです。
つまり、この月の名前は最初から「8」とは無関係で、数を表す呼び名がそのまま使われていました。
アウグストゥス・カエサルへの改名
その後、ローマ皇帝アウグストゥスを記念して、Sextilis はその名にちなんだ呼び名へと改められました。Augustus はラテン語で「尊厳ある」「荘厳な」を意味する称号でもあります。
もともとは「増大させる」という意味の語に由来するとされ、そこから「偉大な」「威厳ある」といったニュアンスを帯びるようになりました。皇帝の名にふさわしい、格の高い言葉だったわけです。
7月「July」との対関係
実は、8月の隣の7月(July)も、人物の名前に由来しています。July の由来はユリウス・カエサル(Julius Caesar)です。カエサルとアウグストゥスは、養父と養子の関係にありました。
偉大な養父にちなんだ7月の隣に、養子の名を冠した8月が並ぶ——こうして二つの月名が、ローマの権力者親子の名前で連続して並ぶことになったのです。

7月と8月が、養父と養子の名前で仲良く並んでいるなんて、ちょっと面白いですよね。


「August」を使った英語表現・例文
スペルと語源がわかったら、次は実際の使い方です。8月は日付や予定を伝える場面でよく登場します。基本の書き方を押さえておけば、メールや予定表ですぐに使えます。
日付の書き方(August 1 / 1st of August)
「8月1日」の書き方は、アメリカ式とイギリス式で順番が少し違います。どちらも正しいので、相手や場面に合わせて使い分けましょう。
- アメリカ式:August 1(口頭では August first と読む)
- イギリス式:1 August / the 1st of August
曜日まで添えるなら「Monday, August 3」のように、曜日・月・日の順で書くと自然です。
季節・行事を表す例文
8月を使った身近な例文をいくつか挙げます。日本の夏休みのイメージと重ねながら覚えると、頭に残りやすくなります。
- My summer vacation starts in August.(夏休みは8月に始まります)
- We are going to the beach in early August.(8月の初めに海へ行きます)
- Her birthday is on August 15th.(彼女の誕生日は8月15日です)
「〜月に」と言うときは前置詞 in を、「〜日に」と特定の日付を指すときは on を使う点だけ意識すれば大丈夫です。
もう一つの「august」|小文字だと意味が変わる
ここで豆知識を一つ。August を 小文字の august で書くと、月名ではなく形容詞になります。同じつづりでも、大文字か小文字かで意味がまったく変わるのです。
形容詞「荘厳な・尊厳ある」の意味
形容詞の august は「荘厳な」「威厳のある」「堂々とした」といった意味を持ちます。an august figure(威厳ある人物)のように使われ、ややかしこまった文章で見かける表現です。
この意味は、月名のもとになった皇帝の称号 Augustus と同じ語源につながっています。「尊厳ある」という称号の名残が、形容詞として今も英語に残っているわけです。月名の由来を知っていると、この単語の意味もすっと腑に落ちますね。
8月の英語まとめ
最後に、この記事のポイントを振り返ります。8月の英語は、スペル・略語・語源の3点を押さえれば自信を持って使えます。
- 8月は英語で August(先頭は必ず大文字)
- 略語は Aug.(末尾にピリオド)、読み方は「オーガスト」
- 語源はローマ皇帝アウグストゥス。もとは「第6の月(Sextilis)」だった
- 隣の7月(July)はユリウス・カエサル由来で、両者は養父と養子の関係
- 小文字の august は「荘厳な」という形容詞になる
8月=August、略して Aug.。由来をたどると、ローマの権力者親子と暦の歴史が見えてきます。語源まで知っておくと、英語の月名がぐっと覚えやすくなりますよ。
同じように、他の月の英語名や和名の由来も知っておくと、暦への理解が深まります。あわせてどうぞ。










